世界最古の手工業といわれる革づくり。
とはいえ、革のことは広く知られているとはいいがたい。
世界にはいろいろな動物がいて、
ヒトは太古よりそれらを食してきました。
そして副産物としての「皮」を「革」へと鞣し、
さまざまな道具へと変えて大切に使ってきたのです。
革をつくる人、商品のデザインを考える人、
手でものをつくる人、そして商品を売る人。
私たちは、立場の異なるたくさんの人との
コミュニケーションのなかで、
革の可能性を引き出していきます。
生活や道具、あるいはファッションに対する今の価値観と
革を生み出す現場をつなぎ、
新しいものづくりに結びつけることにちからを注ぎます。
生活の中に自然に、そして特別な存在として馴染む素材。
革が生活をより豊かにしてくれると信じています。